編集ノート

#001 つくる会社から、編集する会社へ。

一宮本町商店街のお祭り「杜の宮市」

クローバーグラフィックスは、これまで映像やグラフィックデザインを中心に、さまざまな制作に携わってきました。

依頼を受け、話を聞き、必要なものをつくる。
その積み重ねの中で、少しずつ気づいたことがあります。

私たちの仕事は、ただ動画を撮ったり、デザインを整えたりすることだけではないのではないか。

企業やお店を訪ねて話を聞くと、依頼された内容の奥に、その会社らしい考え方や、働く人の人柄、長く続けてきた理由があります。

商品やサービスについても、表面的な特徴だけではなく、つくられた背景や現場の工夫、まだ言葉になっていない良さがあります。

そうしたものを見つけ、整理し、誰に何をどう伝えるかを考える。
そのうえで、動画やデザインという形にしていく。

振り返ると、私たちは制作の前から、すでに「編集」をしていました。

ここでいう編集とは、情報をきれいに並べることだけではありません。

話を聞くこと。
現場を見ること。
その人や会社らしい部分を見つけること。
伝えるべきことと、あえて伝えすぎないことを選ぶこと。
そして、見る人に届く形へ整えること。

これからのクローバーグラフィックスは、映像制作やデザイン制作を続けながら、その手前にある「編集」を、これまで以上に大切にしていきます。

依頼されたものをそのままつくるだけではなく、何を伝えるべきかを一緒に考える。
単発の制作物だけではなく、その後どのように使い、発信していくかまで考える。
企業や店舗、地域の中にある魅力を見つけ、動画とデザインで伝わる形へ整える。

制作会社であることをやめるわけではありません。
むしろ、より良い制作をするために、つくることの前後まで仕事の範囲を広げていきたいと考えています。

この「編集ノート」では、クローバーグラフィックスが日々の制作や取材、仕事や地域との関わりの中で考えたことを記録していきたいと思いはじめました。動画やデザインの活用方法や地域や企業の発信、制作実績やお知らせでは伝えきれない視点を、少しずつ綴っていけたらと思います。
立派な理念を語るための場所ではなく、現場で気づいたことや、試していること、まだ答えが出ていないことも含めて、クローバーグラフィックスが何を考え、どのように仕事をしているのかを残していくためのノートです。

つくる会社から、編集する会社へ。

企業や地域の魅力を見つけて、動画とデザインで、伝わる形に。
そのための仕事を、これから少しずつ深めていきます。